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体験談 INTERVIEW 生協で海外研修を体験した先輩に聞きました。 英語は言語。大事なの はコミュニケーション。柴田 真依 さん早稲田大学(参加時2年)[研修コース]アクティブ アメリカ英語研修[研修期間]9/9〜23(2週間)[研修校]LSIサンディエゴ校[滞在形態]ホームステイ
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海外旅行の経験は家族で行ったハワイ。「王道ですよね(笑)」と、インタビューははにかみながらも笑顔で始まった。

LSIサンディエゴ校

LSIサンディエゴ校は、日本人が少なく、多国籍な学校。治安と気候が良く、観光にも便利なので、短期、長期を問わず、アメリカで勉強するには最適な場所。学校は、サンディエゴの中心地、近代的なビルの中にあり、英語を学ぶ間に無料で学校のWi-Fiやコンピュータールーム等の設備も利用することが可能です。
きっかけは、帰国子女としてのコンプレックスだった。

ー彼女の生活は、中学2年の時に一変した。父親の転勤で、5年間をシンガポールで暮らすことになったからだ。

「シンガポールでは日本人学校に通っていました。そこは日本の学校と変わらず、先生も全員日本人で、教科書ももちろん日本の文部科学省認定のものを使い、英語は全く使わず日本語オンリー。知り合いしか話す機会がなく、レストランに行っても“this one”で通じてしまう。せっかく外国で暮らしているのだから、もっと英語と外国の人と触れ合いたいと思っていました。そこで自らネットで探した交流会に参加、無料で英会話ができる目的で教会にも通いました。不純な理由ですけどね(笑)。今でもそこで知り合った人との交流は続いています」

ーこの5年間は彼女にとって、どんな期間だったのだろうか。

「大学から日本に戻ってきましたが、よく皆に『海外で5年間も暮らしていたので、英語話せるんでしょ!』と言われました。自分で勉強してある程度は話せるようになったけど、それは決して海外に住んでいたからではない。周りの人が思うほど話せるわけではなく、皆にそう言われるのが辛く、コンプレックスにもなっていました。だから大学に入ってからはもっと語学を学びたいという思いが一層強く募りました」

ー語学留学は大学のプログラムにももちろんある。数ある選択の中で柴田さんが選んだのは、大学生協のプログラムだった。

「語学留学は大学に入った頃から考えていました。でも1年生ではサークル、勉強、私生活と日々忙しく、あっという間に2年生になってしまい、意を決して春頃から少しずつ具体的に探し始めました。最初に考えたのは大学のプログラムでしたが、留学時期、期間、場所など考えて、最終的に大学生協でのプログラムに決めたのが6月、出発3か月前のギリギリでしたね。ただ、はっきりしていたのは、自分が話したい英語が“アメリカ英語”であること、そして日本人が少ない国に行きたいと思っていたので“サンディエゴ”にしました」

期間は短くても、日本人が少ない選びました

日本人が少ない学校を選んだわけとは。

ー柴田さんが選んだプログラムは、LSIサインディエゴ校。2週間の語学留学だった。しかも午前中のみの集中コースだ。

「英語(語学)だけの勉強なら、日本でも受けられると思うのです。例えば塾や英会話教室などで学ぶことはできます。大学でも語学の授業は受けられます。でもせっかく海外に行くのであれば、そこで知り合った友達と出掛けたり、日常会話を楽しんだり、自分一人でいろんな場所へ行き、見たり話したり、経験したりと、授業以外のところを大事したいと思ったんです。だからこそ、期間は短くても、日本人が少ない国を選びました。そういえば、町では本当に日本人を見かけなかったですね」

ー学校では、まずテストによるクラス分けから始まる。

「テストはリスニング、筆記テスト、オリエン時にカンタンなスピーキングが行われ、結果クラス分けがされます。日本人は文法がしっかりしていますが、外国人の方は文法はめちゃくっちゃ!ただ皆、何より声が大きい!私が何かを言ってもその声がかき消されてしまうくらい。文法の問題で皆適当なことを言うので、正しいことを言おうと発言しても、先生には聞こえず、『あ〜、誰も答え分からなかったのね』と言われ、内心『あ〜、負けちゃった!』と思いましたね(笑)。皆は手を挙げながら同時に話すのですから、まさに圧倒されてしまいます。『真依、声小さい』と言われ続けましたが、発言するのがすべてではないと思う。隣の人と答え合わせする時、『自分はこうだと思うよ』という会話ができることこそが大事なので、一緒に大きな声で発言することが重要だとは思わない」

シーワールド・サンディエゴの大迫力のイルカショー!



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