語学留学のステイ先は、ホームステイかレジデンス。彼女が選んだのは、ホームステイだった。ステイ先は、学校から1時間ほど離れた場所。バス、トロリーを使いながら通学する。
ーホームステイ先はそれぞれだ。ファミリーによって、思い出深い留学にもなることだろう。
「私は、ホストファミリーに恵まれていたと思います。モーニングは一人でシリアル、フルーツ、パンを、“勝手に食べてね”って!フルーツがとにかく豪華で、冷蔵庫にはイチゴ、ブルーベリー、マンゴ、リンゴ、バナナが入っていて、好きなだけ自由にセレクト。ランチは毎日マザーの手づくりサンドイッチを持たせてくれて。ディナーはまたおウチご飯がとにかく美味しかった。特に豆系のご飯が最高でした。週末には一緒にお出掛けしてくれたり、ハロウインが近かったので、車でコスチュームを買いに行ったりなど、程良い距離感もうれしかったです。後半はアルゼンチンの15、16歳の2人の男の子と一緒になりました。彼らとは偶然同じスクール、クラスでしたので、後半の1週間は3人で仲良く買い物を楽しみました」
ーでは、前半の1週間、午後のアクティブを、彼女は一人でどう過ごしていたのだろうか。
「学校主催のアクティビティもありましたが、私は2週間の期間なのでスケジュールが合わずユニバーサルスタジオやディズニーランドツアーにも行けませんでした。ただ、私の今回の目的は観光ではなかったので、現地の人と話ができる機会があれば、近くの公園でもどこでも良かったんです。放課後は毎日のようにバルボアパークに行っていました。広さ4.5km3の園内は広く、動物園や博物館、美術館、10以上の施設に加え、美しい庭園が揃っている市民の憩いの場です。開放感もあり、入場料も安く、大好きな場所。ストリートミュージシャンのおじいさんの演奏を毎日聴きに行っていました。アコースティックギター演奏が良く、お話もでき、まさに授業以外の充実した時間でした」
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