2013年ユニセフの先進国の子どもの幸福度調査(ウェルビーング調査)でオランダは5年前に続き29か国中第一位に輝きました。ほかにも世界保健機関WHOなどによる調査結果があり、それによると、「学校が好き」「学校の課題が苦にならない」「母親・父親と何でも話せる」といった項目で、しばしば他国の子どもたちを引き離して目立って好成績を示しているのです。そのうしろに、いったいどういう社会的背景があるのでしょうか。一方日本の子供たちは「孤独を感じる」と答える子どもの割合が多いことがかねてから報告されています。このツアーではオランダの教育施設を訪問し、教師や子どもたちの様子に触れ、幸福度を生み出す教育や市民社会について考えていきます。

2014年3月参加 京都大学大学院修士1年 高矢 知馬さん
 教育の自由をうたうオランダにおいて行なわれる様々な教育制度の一部を見させていただき、またリヒテルズさんなどオランダ社会に適応した方と議論させていただいたことで日本の先進的取り組みへの希望と民主主義社会としての日本の未熟さを実感したところです。何かベストな答えがあって、それを誰かが見つけるのを待つだけでは現状をよりよくすることは難しいし、人に頼ってしまいがちになる。オランダではベストな状態に近づくにはどうすればよいのかを、社会に生きる1人1人が当事者として異なる価値観を活かしながら議論しているという印象を受けました。そしてその議論の時にお互いが共通してもつ大前提が子どもの発達や人権の尊重、持続可能な社会というようなものとして共有されていることも見逃せません。憲法を大切に考えられるという基盤があってこそです。社会科教師として、社会をよりよくするための建設的な議論の土台を日本の子どもたちに伝えていかなければならないと強く思いました。

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