OECD( 経済教職開発機構)の実施した国際的な学習到達度調査(PISA)で、毎年上位にランキングされるフィンランド。でもフィンランド教育の本質はそれだけではありません。フィンランドの教育の特徴のひとつが「落ちこぼれ」をつくらないことであり、18歳までに社会生活ができる人間として自立させることが目標だといいます。子どもの発達に応じた教育が、保護者の経済状況に関わらず平等に保障されている社会システムとその背景にあるものを、実際の教育施設の訪問を通して学んでいきます。

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2018年夏参加 早稲田大学4年 阿部 千明さん

初対面のメンバーと初めての海外旅行ということもあり、すぐに周りと打ち解けて新しい環境に適応できるか過度に心配になっていました。その心配が嘘のように、ツアーが始まるとツアー参加メンバーとすぐに仲良くなることができ、フィンランドへの旅が"不安"から"楽しみ"へと変わりました。このツアーの目玉ともいえる教育機関の視察では実に多くの学びがありました。今まで、フィンランドの教育の成果については大学で何度も耳にしたことがあり、フィンランドの教育システムをそのまま日本に輸入すれば、日本の教育を刷新出来るのではないかと期待を寄せていました。しかし現地の先生方のお話を聞くにつれてそれは難しそうに感じました。
なぜなら誰もが平等に教育を受けることができるフィンランドの教育システムの根底には平等を尊重するフィンランド人の国民性が反映されているからです。やはり国民の立場から改めて教育を問い直していかなければならないのだと痛感しました。更に印象的だったのは、子どもたちが楽しそうに勉強に励んでいた姿です。日本では勉強=つまらないといった印象が子どもたちの間で強くなってしまっている嫌いがあります。しかしフィンランドでは小学校低学年や未就学の子どもが先生から与えられた課題に熱心に取り組みまさに勉強を楽しんでいる様子でした。こうした姿勢が身に着くのは、フィンランドの競争のない教育システムが起因しているのではないかと思いました。クラスメイトの誰かと比べることなく、自分のペースで生活に密着した課題発見型の課題に取り組むことで、学ぶことの醍醐味を自然と味わえるのだと視察中に気付かされました。今回視察をさせて頂き、今まで当たり前だと思っていた日本の教育を相対化することができました。

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