CO-OP海外の旅 留学ガイド
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すみやかにホストファミリーや学校のスタッフに相談してください。そして、自己診断ではなく、すぐ病院で診断を受けて、病気や怪我を治すことに専念してください。それが、結果的に周りの人たちに迷惑をかけないための最善の処置です。また、「あんサポ24」にご加入いただいている方は、『CO-OPあんしんダイヤル』にお電話いただければ、付帯している海外旅行保険で利用可能な最寄の病院のご紹介やその後の手続きのサポートなどをご利用いただくことができます。ご自身で加入した海外旅行保険の現地連絡先へ連絡した場合も同様のサービスを受けることが出来ます。加入している保険会社から紹介された病院で診療を受けると、その後の手続きなどがスムーズです。病院に行くときには必ず『海外旅行保険証書や付保証明書』を持参してください。治療を受けた場合、治療費は自分で払い、日本に帰国してから保険加入をした保険会社へ治療代の請求をします。その給付金の請求のため、診断書と領収証は必ず受け取りましょう。※病院によってご自身の加入した保険会社との契約内容が異なります。必ずご確認ください。はっきりと食べられないと家族に言っていただいて結構です。ただ、無理して食べて中途半端に残したり、理由もなく手をつけずに残すのではなく、食べられない理由を言葉にして伝えるようにしましょう。また、おわびの気持ちと感謝の気持ちを込めて、あなたの得意な日本の料理を披露するなど、コミュニケーションが疎遠にならないような工夫をするのもよいでしょう。通常、トラブル等は言葉の違いによる誤解が原因のケースが多いのですが、どうしても納得のいかない問題があるときは、まず現地スタッフや、現地スクールの担当者(入学時に紹介があります)に相談しましょう。それでも時間がかかったり納得がいかない場合は、日本の取扱代理店や企画旅行会社等の緊急連絡先に連絡・相談してみてください。まれにこのようなケースがありますが、これは、はじめにホストファミリーと話し合って役割分担を決める際の失敗のひとつです。また、いい顔をしようとなにもかも手伝っていたら、それが当然の了解事項になり、家事のほとんどがまわってきたというケースもあります。大切なのは、最初に自分の役割を決める際に、日本的な遠慮はせず、できることとできないことをはっきり言うことです。もし実際にやってみてどうしても無理なら、率直にホストファミリーや現地スタッフに相談してみましょう。ホームステイ中、自分にかかる費用は自分で払うのが原則です。レストランなどでホストファミリーから食事をごちそうになった場合には、その場できちんとお礼の言葉を言い、あとでちょっとしたプレゼントを渡すなど感謝の気持ちを伝える工夫をしましょう。これとは逆に、定められた条件内の食事が外食ばかりで、そのたびに支払いを要求されるようなら現地スタッフに相談してください。ホストファミリーは期間中にあなたに部屋と食事を提供する義務を負っていますが、これはその履行義務を怠っていることになります。ステイ先で病気になったら?Q.食事で食べられないものを出されたら?A.Q.ステイ先や学校で問題があったら?A.Q.家事の負担が多すぎて困ったら?A.Q.ホストファミリーと外食したときの支払いはどうするの?A.Q.アクティブコースで各国へ飛びだった先輩たちからのコメントが届きました。迷っている人もこれから留学しようと考えている人も先輩たちの声を聞いてあなただけの留学を実現しよう。A.とにかくポジティブに元気でやれば何とでもなるし、楽しい!学校にはいろいろな人がいて、年齢もバラバラで少し戸惑うかもしれないけど、その人たちの人生を聞いたり考えなどに触れたりすると自分の考えとの違いに気づいて楽しくなれるから、躊躇せず、年上の人にも話しかけて欲しいと思う。初めての海外ということで最初は不安でしたが終わってみると非常に楽しく、また有意義な時間でした。もともとは英語の上達を目的として留学をきめましたが、英語以外にも外国の文化を学んだり、多様な国籍の学生と仲良くなったりと多くの収穫がありました。カナダは移民の国ということもあり、多様性を尊重する国だと感じました。日本人は日本にいる海外の人を「外国人」としてやや特殊な扱いをしますが、僕はカナダにいる間 自分が外国人であると意識する機会はほとんどありませんでした。自分がずっと昔からカナダに住んでいいたような不思議な感覚でした。もちろん英語も上達しました。もともと文法は受験生の時にマスターしていたのですが、話す方はあまり上手ではありませんでした。学校や街中で沢山の人と英語で会話したことで話す能力が上がり、自信もつきました。この機会を与えて下さった生協の皆様にはとても感謝しています。申し込みは拍子抜けするほど簡単だったし、説明会はオリエンテーションなど手厚いサポートをして頂きました。ありがとうございました。トロント/2019年3月バンクーバー/2019年8月トロント/2019年2月3週間の留学で学んだことは、「仲良くなるのに年齢や国籍は関係ない」ということ。私は21歳ですが、カナダで作った友達は17歳から34歳、トルコ人からブラジル人までバラエティに富んだ人たちでした。仲良くなるのに大事なのは「相手を尊重する気持ち」「思いやり」だと思う。これは世界共通である。グローバルリズムの中で”異文化”など、異なることばかりが強調されていますが、私が実際に感じたのは、共感できることや分かり合えること、共通していることはたくさんあるということ。同じ冗談で笑ったり、同じことに不満を持ったりと、私が想像したよりも、彼ら/彼女らは私と同じでした。人は国籍ではなくてその人のパーソナリティによって決まるのだと思う。49

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