基本となる持ち物現地調達も含め気軽に出かけよう!荷物について現地で買うと高くつく味噌汁や緑茶など、日本食のインスタント食品はあるとうれしいものです。また、メジャーシステムの換算表や、日本を英語で紹介するための本も重宝します。洗濯ネット、耳かき、折り畳み傘などは、日本製のものが断然優れています。余裕があればリストに加えてください。ホストファミリーへのお土産については、ふろしきや扇子といった和物は、すでにたくさんもらっている場合が考えられます。例えば石鹸や和菓子などに、日本風のラッピングをするだけでもいいでしょう。小さい子供がいる家庭なら、日本のキャラクターグッズなども喜ばれます。要はご自身の工夫で会話の種となるものがよいでしょう。持っていく荷物は1カ月くらいの旅行に出かけるような気分で荷物を揃えましょう。1週間を単位として、それが4回続くと考えます。最低限の衣服さえ持っていけば、現地で調達できるため、あまり迷う必要はありません。持病のある人はもちろんですが、体調を崩したときのために、風邪薬、胃薬、鎮痛剤と常備薬を一式そろえていくと安心です。また、電子辞書も持っていきましょう。長期留学なら、ポケットタイプではなく、例文のついているものをおすすめします。長期の方の場合トランクの中身を補う分として、別に段ボールに詰め、いくつか送っておけば完璧。旅行に出かけるような気分で荷づくりを!Caution!!空港での荷物検査が厳しくなりました入国に際し、空港等で荷物のチェックがされます。持ち込みに関する制限は各国さまざまですが、のきなみ強化されているのが現状です。また最近では、液体の機内持込も厳しく制限されています。X線検査機は従来よりも強力なX線で検査され、フィルム等の感光が起こりやすくなっているので注意が必要です。また、オセアニアでは、伝染病・病害虫対策として、食品の持ち込みについて厳しい検査を行っています。カップめんなどのインスタント食品なども検査の対象となるので気をつける必要があります。しかも規制品の没収に止まらず、多額の罰金が課せられることもあります。慣れない海外での生活で、たまの日本食はうれしいものですが、持って行かれる際は、事前に充分な確認をしておきましょう。お 金まとまった金額の現金を持っていくときは、必ずいくつかに分ける。カバン1泊旅行で使えるくらいのリュックがあると、通学や週末の小旅行でも活躍。書 類パスポートやEチケット控、学校の入学許可証、緊急連絡先の情報などは入国審査の際、必要となるので機内持込手荷物に入れる。洗面用具現地でも購入可能だが、石けん・シャンプーなど肌にあわないこともあるので、気になる人は持参するとよいだろう。化粧品等も同様。衣 類季節にあったものをコンパクトに。暖かい時期でも夜は冷えるので上着を1枚。タオル滞在先で借りられることもあるが、基本は自分で用意。ハンドタオルをスーツケースの隙間に数本。下着生理用品洗濯は週1回のところが一般的。現地でも購入可能。薬日本で利用している常備薬を持っていくのが安心。ただし、病状により現地の機関・窓口への迅速な相談も忘れずに。靴履き慣れた歩きやすいものを。スリッパ代わりにサンダルがあると便利かも。眼鏡コンタクト予備を持っていくと安心。辞書電子辞書は、英英辞典が入っていて、使い慣れているものを持っていくのがベスト。スマホアプリを使う場合、多機能な有料アプリで、オフライン利用できるものがおすすめ。カメラデジタルカメラは予備の電池やメモリーカードを忘れずに。ノート筆記具現地でも購入可能。ノートはルーズリーフのものが整理しやすくて便利。おみやげ1人に1つではなく、1家族に1つで十分。高価なものでなく、「話のタネ」になるものがよい。荷物のメインは生活に必要な物を!あると便利な物ガイドブック週末の小旅行等で役立つ。また、訪問先国についての簡単なインフォメーション(歴史・地理など)が載っているものであれば、その国を理解するうえでの助けに。日本語の本息抜き用に文庫本を数冊。あるいは日本のことを英語で紹介している本など。写 真家族や友達の写真などあると、ホストファミリーや友達との会話のネタに。目覚まし時計コンパクトなものを。携帯を目覚ましにと考えている人は、充電に必要な機器を忘れずに。携帯音楽プレイヤー時には好きな音楽を聴くのもよい息抜き。ホストファミリーや友達に日本の曲を聴かせてあげると喜ぶかも。日焼け対策季節・訪問先により、帽子・サンダル・日焼け止めクリーム等を用意しておくと安心。日本食訪問国によっては持ち込みに制限があるので、事前の確認を。ソーイングセット、耳かき、爪切り、折りたたみ傘、乾電池などもあると便利。行先によっては水着も。46準備編
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