CO-OP海外の旅 短期語学留学 2020年6月から9月出発
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意ではないので。そんな私に母は「行けるうちに行ったほうがいい」と、さらに母の職場の同僚の方も「あなたらしく行けばいい」とアドバイスされ、やっと留学に踏み出す決心がつきました。決心したその後の彼女の行動は早かった。2年生の5月頃に決めて、8月には出発。自然の景色が好きな彼女が選んだ国は、バンクーバー。 [LSI Vancouver校]4週間の語学研修だ。学校は中規模サイズで、一人ひとりを大切にしてくれるアットホームな雰囲気。 クラスの雰囲気ですか?それが……、この学校に決めた理由は、日本人が少ないと聞いていたからです。それが行ってみると12人中、7人が日本人。現地では今年は日本人が多く、それは“たまたま”だと言っていましたけど。クラスの半分以上が日本人では日本語が飛び交っても仕方ありません。一応、英語オンリーとはなっていても、皆普通に母国語を話しています。せっかく語学を勉強したくて来たので英語を話したいし、だからと言って、日本語で話しかけてきてくれるクラスメイトを無視して、英語だけ話してもヘンだし、どう振る舞ったらいいか、最初に迷ったところですね。授業は月〜金AMが必修、月〜木のPMは選択。その授業内容とは……。 教え方は先生によって様々です。週明けに「週末に何していたの?」から始まり、リスニングの授業では、先生が自分の人生体験ストーリーを話し、それを皆で、後でどうい悩んだ挙句、踏み切った留学クラスの半分が、なんと日本からの留学生!彼女が語学研修を考えたのは、大学一年生の時だった。 教員免許を取得するための授業数が多く、実際1年次は忙しくて行けませんでした。留学に向けて本格的に動き出したのが2年生なってから。もともと美しい自然の景色が好きなので、マルタ島に1〜2ヶ月行きたいと思っていました。それで母の知り合いの留学エージェントさんに少し前に相談はしていたのです。でも、一人で海外に行くのは初めてなのでやはり不安で、しかも料金も安くはなかったので、その時は断念。その後は大学主催の留学も考えましたが、留学費用が高く、今一人暮らしをしている身で、留学費用まで親に負担を掛け、たとえ英語上達のためとはいえ、“本当に行く意味あるのかな”と迷っていたのです。そんな時だった。大学の生協の相談会で「初めての人は、カナダがお勧めです」と言われたのが、きっかけとなり、再び語学研修を考えたのだった。 ただ、正直まだ、不安はありました。友だちができるだろうか、英語が通じるのかなど、心配は尽きません。しかも私、結構人見知りなんですよ。初対面でも話せはしますが、皆の輪に中に入って行けないタイプ。皆が集まった輪の中にグイッと入って、自分の居場所を探すのが昔から得「人見知りなんです」そんな彼女がたった一人で海外へ、4週間の語学研修に向かった。そこで何を見て、何を感じたのか。生協で語学研修を体験した先輩に聞きました。体験 さん向 かれんお茶の水女子大学(参加時2年) 研修コース バンクーバー英語研修 研修期間 4週間 研修校 LSI vancouver校 滞在形態 ホームステイホームステイ近くの公園10

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