電気、水、エネルギー(ガス)などが当たり前にあり、インターネットで即時に世界中のあらゆる情報が入手でき、24時間コンビニに行けば暮らしに必要なたいていのものが手に入る日本は、世界一、便利で清潔で安全な国でしょう。一方、日本では、人間が本来持ち合わせているはずの「生きる力」「生き抜く意思」「生き残るための知恵」が失われつつあるといえるかもしれません。 フィリピンのルソン島北部の先住民族が暮らす山岳地方(コーディリエラ地方)は、道路や電気などのインフラ整備がいまだ行き届いていないところが多く、ほとんどの住民が稲作を中心とした自給自足に近い生活を営んでいます。自分たちの食べるものは自分たちで育て、あるいは採取し、家は自分たちで作り、家族で頼り合い、ときには迷惑をかけあい、祭りや冠婚葬祭の際にはコミュニティで協力し合って行うことで成り立っている山岳民族の「村社会」は、“お金”という基準で考えれば間違いなく“貧しい暮らし”ですが、日本の今の暮らしにはない「工夫」と「シェア(共有)」に満ち、「笑い」にあふれ、一人一人が「幸福感」を実感できる社会であるともいえます。 しかし当の先住民族たちは、日本のような便利な暮らしにあこがれ、身近にある自然やコミュニティのつながりを犠牲として“お金”という基準における“豊かさ”を目指しています。豊かな森を焼いて商業野菜栽培のための畑地に転換したり、外国資本の企業による鉱山開発や水資源開発に「イエス」というコミュニティも増えています。 このツアーでは、参加者が山岳民族の自然とコミュニティに根差したシンプルな暮らしを体験し、人間が本来もっている「力」を見つめ直すきっかけとするとともに、日本人として地球レベルの環境破壊に対してできる小さな行動の「種」を探します。

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